少しずつでも、思い出すように、前に進んでいけますように。
懐かしむように、あの産な感情や匂いが、これからも驚かせてくれますように。
晴れ、視線は高く遠く、
曇り、迫る近くを眺め、
雨、低く足元を見つめ、
夜には己の内を知る。
更けて朝には眩しそうに、巡る様々を見てゆけますように。
折々の今に気が付きますように。